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双極性障害(躁うつ病)とは

双極性障害(躁うつ病)のイメージイラスト

双極性障害(躁うつ病)とは、そう状態(元気がある状態)とうつ状態(元気がない状態)が繰り返し現れる病気です。自分はうつ病かなと思いながらも、極端に調子がよくなって活発(ハイテンション)になったりする場合は、双極性障害(躁うつ病)の可能性があります。

そう状態ではとても気分が良いので、本人には病気である自覚がありません。昔は「躁うつ病」と呼んでいましたが、現在では両極端な病状が起こるという意味の「双極性障害」と呼んでいます。

うつ状態に加え、激しい躁状態が起こる双極性障害を「双極I型障害」といい、うつ状態に加え、軽躁状態が起こる双極性障害を「双極II型障害」といいます。

チェックシートで自己判断してみましょう

※このチェックシートは、双極性障害(躁うつ病)の可能性を判断するもので、診断結果を表すものではありません。

  • 寝なくても元気(そう状態のとき)
  • よく喋る(そう状態のとき)
  • お金の使い方が粗い(そう状態のとき)
  • イライラしたり、いつも不安(うつ状態のとき)
  • 何をしても楽しくない、何にも興味がわかない(うつ状態のとき)
  • 憂うつ、気分が重い(うつ状態のとき)

双極性障害(躁うつ病)の治療方法

双極性障害は再発率が高く、慢性の経過をたどることが多い病気です。その中で、薬物療法が有効で、気分安定薬の使用が中心となります。効果を得るには十分な血中濃度が必要になるため、定期的な測定を行う必要があります。

女性の方は、妊娠に影響するお薬もありますので、個々に合わせて薬物療法を行っていきます。

自律神経失調症とは

自律神経失調症のイメージイラスト

自律神経とは、交感神経と副交感神経のことを指し、これらは循環器や呼吸器、消火器、泌尿器、生殖器などの全身の臓器機能を調整している神経です。自律神経失調症は、この交感神経と副交感神経のバランスが崩れることで、心身にさまざまな不調をもらたす症状が現れます。

近年では、内科や整形外科などで検査をしても悪いところが見つからず、心療内科でストレスと判断されるケースも多くなっています。特に自律神経のバランスが崩れるにはさまざまな原因が複雑にからみ合っている場合が多いので注意が必要です。

チェックシートで自己判断してみましょう

※このチェックシートは、自律神経失調症の可能性を判断するもので、診断結果を表すものではありません。

  • めまい・立ちくらみがよく起きる
  • 疲れがとれない
  • 手足にしびれや震えを感じる
  • 下痢・便秘になりやすい
  • 頻繁に動悸が起こる
  • 胸に圧迫感を感じる

自律神経失調症の治療方法

自律神経失調症の治療でまず大事なことは、生活スタイルを整えることです。

例えば十分な睡眠やバランスの取れた食事、適度な運動を心がけることが大切です。一時的なものであればここで治ることもありますが、症状が重い場合には、お薬やビタミン剤、漢方薬などを使用することもあります。

症状によって異なるため、相談しながら服薬していただきます。

適応障害とは

適応障害のイメージイラスト

適応障害は、ある特定の状況や出来事に対して、本人がとても辛く耐えがたく感じられ、これによって気分や行動に症状が現れるものです。例えば涙もろくなったり、神経が過敏になるなど、また物を壊すなどの行動面での症状がみられることもあります。

適応障害ははっきりとしたストレス因子によって発症しやすいため、そのストレス因子を取り除くことで症状は次第に改善されます。しかしながら、ストレスの感じ方は個人によって大きく異なるため、同じ問題に直面しストレスを感じても、適応障害になるかどうかは個人差が出ます。

チェックシートで自己判断してみましょう

※このチェックシートは、適応障害の可能性を判断するもので、診断結果を表すものではありません。

  • 気分がふさぐ、不安、イライラする
  • すぐに涙もろくなる
  • 動悸や発汗、頭痛、めまい、吐き気がする
  • 無断な遅刻・欠勤などをする
  • 無謀な運転や喧嘩をする
  • 物を壊す

適応障害の治療方法

適応障害の治療では、原因となるストレスの除去が大切です。

またストレスの耐性は人それぞれですから、本人のストレスに対する適応力を高めていく必要があります。それでもどうしても症状が辛く日常生活や仕事に支障が出る場合は、対症療法として薬物療法が用いられることがあります。

不安などの症状にはベンゾジアゼピン系の抗不安薬、うつの症状には抗うつ薬などを服用しながら症状の安定を図ります。

過敏性腸症候群とは

過敏性腸症候群のイメージイラスト

病院で検査を行っても腫瘍や炎症などの病気がないにも関わらず、お腹の痛みや調子が悪く、それと関連して便秘や下痢、腹痛や腹部の満腹感などが数ヵ月以上続く状態のときに考えられる病気です。

過敏性腸症候群は主に「便秘型」「下痢型」「下痢便秘交替型」の3つのタイプに大きく分類され、20代~40代に多くみられます。男性は慢性的な下痢を繰り返す下痢型、女性は慢性的な便秘を呈する便秘型が多いとされます。

チェックシートで自己判断してみましょう

※このチェックシートは、過敏性腸症候群の可能性を判断するもので、診断結果を表すものではありません。

  • 腹痛や腹部の不快感がある慢性的な下痢
  • 頻繁に腹痛に襲われる
  • 腹痛や腹部の不快感がある慢性的な便秘
  • 排便をする時に腹部が苦しくなることが多い
  • 下痢と便秘を交互に繰り返す
  • 腹部の満腹感が続く

過敏性腸症候群の治療方法

過敏性腸症候群は生活習慣からストレスを減らすことが重要です。まずは生活習慣の改善やストレスの軽減を図るよう一緒に考えていきます。

症状が強く改善されない場合は、セロトニン3受容体拮抗薬や高分子重合体、抗不安薬、漢方薬などを使用します。