ご病気で非常につらい思いをされているかと思います。精神疾患でも、さまざまな疾患があり、重篤なもの、軽度なものなど症状の程度によっても回答が異なってきます。しかし、私の精神科医としての経験から、ほとんどの患者様は良くなっておられますので、どうぞ安心してください。患者様の中には、少し症状が良くなると治療を中断する方がみえますが、うつ病など精神疾患は再発が非常に多く、症状が良くなられても医師が治療の終了を判断するまでは、治療を継続されることをおすすめいたします。
当院に寄せられるよくある質問をご案内しております。
よくあるご質問一覧
初めての受診に関して
お支払いなどに関して
よくあるご質問 Q&A
うつ病は治るのでしょうか
うつ病は治癒までにはどれぐらいの時間が掛かるでしょうか?
症状の程度によって回答が異なって参りますが、統計学的にはうつ病の場合3カ月から半年間の休養を要すると考えられております。
うつ病と診断された場合、必ず仕事を休まなければいけませんか?
症状の軽い方の場合、必ずしも休職や休学などは必要とせず、お仕事や学業を続けながらの治療も可能ですので、遠慮なさらずご希望などを医師にお伝えいただければと思います。
副作用が心配です。
薬を飲み続けることによる副作用を心配される方も多いと存じますが、当院では最小限のお薬での治療や、漢方による身体に優しい治療を心がけております。
どのくらいの期間、お薬を飲むのでしょうか
患者様の中には副作用などを大変心配される方も多いかと存じます。しかしながら、より早くこの辛い状況から脱するためにも、薬物治療はある程度は必要かと思います。服用期間ですが、うつ病の場合、1年から2年は再発予防にのためにも服用した方がよいと推奨されております。ただし、これも患者様の病状によって異なって参りますので、治療の上でじっくりと患者様と相談させていただきます。
薬を飲んでも運転できますか?
薬の種類によって運転や、危ない作業などを控えていただかなければいけないものがございます。診察時に医師よりご説明の方をさせていただきますので、どうぞご安心ください。
薬を服用していても、妊娠は可能でしょうか
当院では妊娠をご希望されている方、あるいは現在授乳をされている方に対して、催奇性などを考慮し、精神療法以外はおすすめしておりません。ご心配であれば、お気軽に医師までご相談ください。
どんな治療方法がありますか
精神科の治療として、主に患者様からお話を伺って現在抱えられている問題やストレスなどを解決に導く精神療法、そしてお薬による薬物療法がございます。当院ではそれらの治療に加えまして、うつ病など繰り返される患者様やパニック障害などの患者様に対して、根本的に考え方などを変えていく認知行動療法を行っております。
予約なしでも当日診てもらえますか?
申し訳ございませんが、予約なしの初診は受け付けておりません。初診の患者様は、お話をじっくり伺いたいため、必ず事前にご予約いただいております。また、再診の方も患者様の待ち時間を出来るだけ少なくするため、可能な限りご予約を頂いております。よろしくお願いいたします。
何歳から診てもらえますか
当院では、20歳未満の患者様は、ご両親様やご通学されている教育機関様との連携が必要となる場合も多い為、「児童精神科枠」を設けて対応させていただいております。
しかしながら、2023年2月現在、その枠に空きがございませんため、新規の患者様のご予約は一旦停止させていただいております。誠に申し訳ございません。また新規予約再開の際は「お知らせ」にて告知させていただきます。
患者本人ではなく、家族の代理受診は可能でしょうか?
申し訳ございませんが、個人情報保護の観点からも現在当院では患者様ご本人様を伴わない、ご家族様だけによるご相談、代理受診はお断りさせていただいております。正確な診断、そしてより早い治療に繋げるためには、ご本人様自身の受診を強くお勧めします。その上で患者様ご本人様からしっかりとお話を伺い、正確な診断、そして治療をさせていただきたいと存じます。
初診時に持っていくものは何ですか?
健康保険証をご持参ください。お持ちの方はお薬手帳、各種医療証(自立支援医療)、また他院様等から転院ご希望の方は、必ず現在通っている医療機関様の診療情報提供書(紹介状)、もし御座いましたら採血結果、心理テスト結果などをお持ちください。
診察時間はどれくらいですか
患者様の待ち時間をできるだけ少なくするため、当院は完全予約制をとっております。初診、再診共に予約をお願いしております。初診の場合、待ち時間を含めて1時間から2時間程度、再診の場合、15分から30分程度お時間をみていただければと存じます。ただし、診察内容などによって前後することはご了解ください。
精神科に受診するほどの症状かどうなのか、自分ではわからないのですが
ご自身では軽い症状と思われても、うつ病や不安症状の初期症状であることも多いです。ですので、こんなことで受診して良いのだろうか、などあまりお考えにならず、お早めに受診することをおすすめいたします。
初めての診察では、どのようなことが聞かれるのですか
診察では専門の医師から患者様に対して必要なことは順序良く伺いますので、どうぞご安心ください。伝え忘れなどをご心配の方は以下の項目に関して、メモなどをお持ちになられると安心かと存じます。
- いつから(何歳頃から)どのような症状で困っているか
- 今まで大きな病気をされた場合、その病気、現在内科など他の科の受診があればその病気と治療に関して現在服用されているお薬に関して
- ご希望の治療内容
- 家族図(*書き方がお分かりにならない方は必ずしも必要ございません。)
- ご両親やご兄弟など、血縁のあるご家族で精神科に通院されている方がみえたら、わかる範囲でその方の疾患内容など
初診は予約の時間の何分くらい前に到着していれば良いですか?
初診で受診される方は予約のお時間ちょうどにお越しください。そのお時間に受付をしていただいて、問診票などに記載していただきますので、実際の診察に入るお時間は予約時間より30分程度経った時間とお考えください。
興奮していたり、暴れている場合でも、受診できますか
興奮されたり暴れている場合、入院治療が必要な場合がございます。入院施設のある専門病院を受診されることを強くお勧めいたします。
再診は予約なしで受診してもよろしいでしょうか?
当院では再診も受診前に必ず予約を取っていただいております。最新の医学を学び続け、日々の診療に活かす為、学会出席や研修会出席など度々させていただいており、その際臨時休診の場合もございますので、当日でも構いませんから必ず受診前にご連絡いただければと存じます。
再診予約はどのように取ればよろしいですか?
当院では患者様に受診していただいた際、次回の受診日予約を同時にさせていただいております。基本的には予約日ないし、予約時間を変更される場合はクリニック固定電話(059-367-7763)まで、診療時間内にご連絡ください。
予約は一定時間内に複数の方の予約を取っている場合もございますので、予約時間=診療開始時間とはならず、当日の診療状況によっては多少お待ちいただく場合もございますのでご理解の程よろしくお願い致します。
診察にかかる費用はどれぐらいですか?
診察にかかる費用は、行う検査などによって異なって参りますが、
初診の場合、3割負担の患者様で3,000円から4,000円くらい
1割負担の患者様で1,000円から1,500円くらい
再診の場合、3割負担の患者様で1,500円から2,500円くらい
1割負担の患者様で500円から1,000円くらい
を目安になさってください。
詳しくはこちらのページを参考にしていただければ幸いです。
医療費が軽減される「自立支援医療」とはどういったものですか?
うつ病など精神疾患では症状や状態によっては継続的な通院治療が必要なケースがあります。
そのため、医療費の負担を軽減される「自立支援医療制度」があります。
一般の方であれば公的医療保険で3割の医療費を負担しているところを、1割負担に軽減されます。この1割負担が過大なものとならないよう、1ヶ月あたりの負担には上限が設けられています。上限額は世帯の所得に応じて異なっています。
申請についてはご遠慮なく、診察時に医師または受付にてお問い合わせください。
入院はありますか
申し訳ありません。当院は外来診療のみとなっており、入院治療は行っておりません。症状が重篤な場合など、入院治療が必要と判断される場合は近隣の精神科病院を紹介させていただきます。
電話だけの診察やオンライン診療はありますか
申し訳ございません。電話だけの診察及び、昨今開始されましたオンライン診療は現在のところ当院では導入しておりません。また導入の機会がございましたら、こちらのホームページでもお知らせしたいと存じます。
仕事の負担増が原因でうつ病になりました。診察時に話した内容などが会社の同僚などに知られることはないですか?
医師には守秘義務がございます。患者様がお話になった内容などは一切口外いたしませんのでご安心ください。
駐車場はありますか?
28台程専用駐車場がございますので、お気軽にお車でお越しください。
なお、下記の図にございます①・②の駐車場が満車の場合、③・④の駐車場が空いていることが多いので是非ご利用ください。
女性の先生はいますか?
申し訳ございませんが、現在のところ、男性医師しかおりません。しかし、女性スタッフは多数在籍しておりますので、もし男性医師に話しづらい内容などございましたら、ご遠慮なくおっしゃってください。女性スタッフが適宜対応させていただきます。また女性医師にも活躍していただく予定です。また詳細はホームページにてお知らせ致します。
カウンセリングはありますか?
大変申し訳ございませんが、現在のところ当院ではカウンセリングは行っておりません。またカウンセリングを開始する機会がございましたら、ホームページにてお知らせいたします。
仕事が忙しくて平日の受診が難しいです。
当院では土曜日も診療しております。また平日も夕方まで診療しておりますので、患者様の都合の良いお時間など、ご相談ください。
休職診断書は書いていただけますか?
はい、当院では日本医師会認定産業医の資格を有する医師が在籍しておりますので、専門家としてご勤務先と適切な連携を取りながら対応させていただきます。
セカンドオピニオン目的での受診は可能ですか?
可能です。セカンドオピニオンをご希望される方は、お薬手帳もしくは現在飲んでいるお薬が分かる物をお持ちください。もし可能であれば現在の主治医の紹介状をお持ちください。
待ち時間はどのくらいかかりますか
当院はなるべく患者様のお待ちいただくお時間を少なくするために、予約制をとっております。しかしながら、調子が悪くなった患者様などの診察時間が通常の患者様よりも長くなることもございます。その場合は予定より、お待たせしてしまうことがございます。申し訳ございませんがご了承いただけると幸いです。
家族や同僚と一緒に診察を受けることはできますか?
診察を受けるご本人様が同意されましたら、ご家族の方、同僚の方も一緒に診察に入っていただくことは可能です。
健康保険は使うことができますか
可能です。当院は保険医療機関ですので、健康保険をお使いいただくことは可能です。受診の際は健康保険証をお持ちの上、ご来院ください。
予約の電話をいつかけたらいいですか?
新規のご予約のお問い合わせは診療日の9:00~12:15、14:00~17:00の時間帯にて、宜しくお願い申し上げます。休診日や、この時間以外での着信に関しましては、折り返しのご連絡はいたしかねますので、どうかご了承ください。
最近、ご予約やお問い合わせのお電話をたくさん頂戴し、お電話が通じにくいとのお叱りを賜っております。ご迷惑をお掛けして誠に申し訳ございません。話し中の場合や業務集中等で応答が無い場合、続けて何度もお電話いただくのではなく10~15分程度お時間を空けて再度ご連絡いただけますと助かります。宜しくお願いいたします。
また、当院ではSMS(ショートメッセージ)やメールによる予約は行っておりません。稀に予約携帯にSMS (ショートメッセージ) を送信される方がみえますが、対応いたしかねますので、お電話にてお問い合わせをお願い申し上げます。
傷病手当金申請書は書いていただけますか
傷病手当金の支給申請書については記載させていただくことが可能です。ただし、労務不能となる期間の開始日は当院の初診日以降となるのでご了承願います。当院に受診される前に休職されている期間に関しましては、申請書を記載することができませんのでご了承願います。
また、傷病手当金申請に関しまして、最近各健康保険組合から問い合わせを数多く頂いております。記載には定期的な通院が必要ですので、患者様のご都合でそれが無い場合、記載をお断りすることが御座います。